柄の両端から放出される白光が刀身を形成し、黒い糸のような物質がそれに絡まっている。
武器ではなく兵器。構えるだけで千人が死に、一度振るえば万人が死ぬとも言われている。
謎の男が所持しており、それだけの威力を有しているにも拘わらず、
これまであらゆる神話、あらゆる伝説にただの一度も登場したことがない。
神滅兵装――この名が意味するものは、使用者しか知らぬことだろう。