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かつてウリエルが所有していた、七つの大罪を指し示すための儀礼用の剣。

煉獄の入口に立つ天使は、とある詩人の額に「七つのP」――即ち、七つの「

Peccati

大罪

」を指し示す印を、

 

この剣で刻んだという。煉獄山を登ることで、この印は消えていく。 見た目こそ凶悪であるが

 

重さが先端に集中しているため、コツさえ掴めば振り回すことも操作することも自由自在。

 

剣自身が保有する魔力量も相当なもの。 だが、この剣の本質はそんなところにはない。この

 

“七つの罪の剣”の真の恐ろしさは、七つの大罪を「獣」として具現化する力を持つということである。

グルトニー

暴食

の巨獣、

スロウス

怠惰

の溶けた黄金、

レイス

憤怒

の蒼炎、

エンヴィー

嫉妬

の腐肉の鎖、

プライド

傲慢

の銀塊の獅子、

ラスト

色欲

の鏡の騎士、そして

グリード

強欲

キマイラ

複合獣

 

単純な攻撃から、動作の封印や防御、更には攻撃反射能力まで持ち合わせており、上手く使いこなせば、

セラフ

熾天使

クラスすら倒しきれるだろう。現在、とある天使が保管されていたこの剣を盗んで脱走。

 

行方知れずとなっている。