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押刃鋼がある男から受け取った野太刀。全長300cm、刃長は250cmと、

 

人間が扱うには明らかに長く、そして重すぎる代物。

 

古いものではない。むしろ世界最新技術が施された未来の妖刀。火星から飛来した未知の金属を、

 

科学者が鋳造して制作された。

 

鞘から引き抜くことは人間の手の長さから考えても不可能であるため、鞘を開閉することで、抜刀する。

 

刀身に刻まれた模様は、自動追尾システム用のセンサー。素人が握ったとしてもそのセンサーが

 

自動的に敵を追跡、斬撃を与えることが可能。

 

もっとも押刃鋼にとっては、不要な力が入って邪魔らしいのだが。